2019年04月09日
冬の和歌山城
季節は逆戻りしますが1月から2月にかけて和歌山城公園に何回も通って描いた作品。
最近やっとわかってきましたが、冬は写生に最適な季節。意外でしょ。第一の理由は日射しを避けなくていい。画面に日が当たると眩しくて目がくらみ全く描きにくいですが、冬は光が弱いので日が当たる場所でも唯一描ける季節です。
第二は完全武装していけば寒くない。さすがに最高気温5度以下だと、寒さが堪えますが和歌山ではそんな日は一冬に2,3日ぐらい。ダウンコート、カイロがあれば大丈夫。かえって春や秋は薄着で失敗して震え上がったりします。
第三は虫がいない。暖かくなると早速虫がうごめきだす。蚊に刺されるだけでなく、小さな虫が絵の上を這いまわったり、蟻が水入れの中に落ちて泳いでいたり、すごくストレス。冬は地面がすっきりです。
最後の理由は、冬枯れの景色が美しい。春や秋のような華やかさはないですが、葉を落とした樹木や空気が澄んで輪郭のくっきりした冬の風景は実に美しいものです。
そんなわけでこの冬はちょっと時間があれば、和歌山城公園に行って絵を描いていました。冬はさすがに観光客も少なく静かでした。
最近のお気に入りは一人外カフェ。絵の休憩に、持って行ったお湯でコーヒーを入れて飲むのは本当に気分が良く美味しいものです。
今年は春めいてくるのが寂しく感じました。もう冬が行っちゃうんだなって。毎年桜が咲く華やかな春が来るのが待ち遠しかったのに。年とともに季節に感じる感情も変化するんだなと感慨深いです。

最近やっとわかってきましたが、冬は写生に最適な季節。意外でしょ。第一の理由は日射しを避けなくていい。画面に日が当たると眩しくて目がくらみ全く描きにくいですが、冬は光が弱いので日が当たる場所でも唯一描ける季節です。
第二は完全武装していけば寒くない。さすがに最高気温5度以下だと、寒さが堪えますが和歌山ではそんな日は一冬に2,3日ぐらい。ダウンコート、カイロがあれば大丈夫。かえって春や秋は薄着で失敗して震え上がったりします。
第三は虫がいない。暖かくなると早速虫がうごめきだす。蚊に刺されるだけでなく、小さな虫が絵の上を這いまわったり、蟻が水入れの中に落ちて泳いでいたり、すごくストレス。冬は地面がすっきりです。
最後の理由は、冬枯れの景色が美しい。春や秋のような華やかさはないですが、葉を落とした樹木や空気が澄んで輪郭のくっきりした冬の風景は実に美しいものです。
そんなわけでこの冬はちょっと時間があれば、和歌山城公園に行って絵を描いていました。冬はさすがに観光客も少なく静かでした。
最近のお気に入りは一人外カフェ。絵の休憩に、持って行ったお湯でコーヒーを入れて飲むのは本当に気分が良く美味しいものです。
今年は春めいてくるのが寂しく感じました。もう冬が行っちゃうんだなって。毎年桜が咲く華やかな春が来るのが待ち遠しかったのに。年とともに季節に感じる感情も変化するんだなと感慨深いです。


2019年04月08日
秀太郎さんのお庭
木版画の山本秀太郎さんのお屋敷の桜の木を描かせて頂きました。前から伺うたびに、この桜の大木が満開になると見事だろうなと思い、描かせて下さいと頼んでいたのです。「今、五分咲きですよ」と秀太郎さんから連絡いただき、それから3日ほどたってから伺ったらまさに満開!想像通りの景色でした。
うまくかけるかなあとちょっと心配だったけど一生懸命描きました。お昼はわたしが秀太郎さんご夫婦と自分の三人分のお弁当を作っていって、桜の下で花見をしながら一緒に食べました。菜の花ご飯です。
秀太郎さんは長年ここに住んでいますが花見をしながらここでお弁当を食べたのは初めてです。いいことを教えてもらいましたとすごく喜んで下さいました。秀太郎さんのお屋敷は細い路地を入った所にあって、周囲は住宅地ですが、広いお庭にはこの桜の他に、梅、椿、さるすべり、ミモザ、柿、夏みかん、枇杷など様々な樹木がたくさん茂っています。またチューリップなど草花もいっぱい、今は勝手に生えてきたという花ニラも満開で雪が積もったみたいに綺麗でした。
絵を描いていても本当に静か。田舎の草原にいるようで、穏やかな気持ちで描くことが出来ました。
描き終って玄関の前にお2人に立って頂いて写真撮影。でもまたデジカメにメモリーカードを入れてなかったので家まで取りに帰る始末。どうしてこんなにわたしはアホなんでしょう。
ま、とにかくなんとか写真を撮って素敵なアトリエでお茶やらお菓子やら頂きました。秀太郎さんのお父様は有名な画家の山本秀臣さんです。そのお父様のアトリエでいつもお話を聞いたりして楽しく過ごさせて頂くのです。
この日は壁に架かっている100号の油絵は秀臣さん93歳で描いた最後の絵で、亡くなる1週間前まで絵を描いていたと聞きました。わたしもあやかりたいものです。
この日は朝10時から夕方6時ぐらい前まで楽しく過ごさせて頂いた上に、帰りには秀臣さんの画集とかお菓子とかたくさんお土産を頂きました。秀太郎さんご夫妻には本当に感謝です。
絵のなかのお2人は写真を見て描き入れました。2時間ぐらい結構時間がかかりました。
うまくかけるかなあとちょっと心配だったけど一生懸命描きました。お昼はわたしが秀太郎さんご夫婦と自分の三人分のお弁当を作っていって、桜の下で花見をしながら一緒に食べました。菜の花ご飯です。
秀太郎さんは長年ここに住んでいますが花見をしながらここでお弁当を食べたのは初めてです。いいことを教えてもらいましたとすごく喜んで下さいました。秀太郎さんのお屋敷は細い路地を入った所にあって、周囲は住宅地ですが、広いお庭にはこの桜の他に、梅、椿、さるすべり、ミモザ、柿、夏みかん、枇杷など様々な樹木がたくさん茂っています。またチューリップなど草花もいっぱい、今は勝手に生えてきたという花ニラも満開で雪が積もったみたいに綺麗でした。
絵を描いていても本当に静か。田舎の草原にいるようで、穏やかな気持ちで描くことが出来ました。
描き終って玄関の前にお2人に立って頂いて写真撮影。でもまたデジカメにメモリーカードを入れてなかったので家まで取りに帰る始末。どうしてこんなにわたしはアホなんでしょう。
ま、とにかくなんとか写真を撮って素敵なアトリエでお茶やらお菓子やら頂きました。秀太郎さんのお父様は有名な画家の山本秀臣さんです。そのお父様のアトリエでいつもお話を聞いたりして楽しく過ごさせて頂くのです。
この日は壁に架かっている100号の油絵は秀臣さん93歳で描いた最後の絵で、亡くなる1週間前まで絵を描いていたと聞きました。わたしもあやかりたいものです。
この日は朝10時から夕方6時ぐらい前まで楽しく過ごさせて頂いた上に、帰りには秀臣さんの画集とかお菓子とかたくさんお土産を頂きました。秀太郎さんご夫妻には本当に感謝です。
絵のなかのお2人は写真を見て描き入れました。2時間ぐらい結構時間がかかりました。

2019年04月07日
風土記の丘の春
絵手紙の会で風土記の丘に写生に行きました。4月は桜が咲くので室内の絵手紙の会はお休みして、写生に行くことにしています。桜は咲いているのか心配しましたが、この日はちょうど満開。絶好のタイミングでした。
絵手紙の会の皆さんは午前中で終了。わたしは一人残って午後から写生し始めました。以前、日曜スケッチの会の高橋さんが二棟の茅葺民家を上から見下ろして描いた絵を見ていたので、同じ場所を探して描きました。
旧小早川家の横を上った所で、展望台のちょっと下の草むらです。
足場がそんなによくないので最初はドキドキしました。わたしは高い所は苦手なんです。でも描き始めると夢中になって気にならなくなりました。手前が小早川家。向こうが谷村家です。
移築された茅葺民家でも、上から見るとよく手入れされているのがわかり、水仙なども植えられて人が暮らしているようでした。
3時ごろ雨が降って来たので、翌日出直して仕上げました。途中トイレに行くと、「まむしに注意!」の貼り紙に気が付きました。遊歩道から外れたら、まむしに噛まれますよ。はずれないでねだって!え~わたし遊歩道から外れた草むらで描いてるやんとゾ~っとしましたが、今さら止められないので、こわごわ戻って完成させました。
途中展望台にも行ってみました。展望台付近は紅葉が大変美しいと教えてもらったので、秋にまた描きに行こうと思います。今度は遊歩道から外れないようにしたいです。
絵手紙の会の皆さんは午前中で終了。わたしは一人残って午後から写生し始めました。以前、日曜スケッチの会の高橋さんが二棟の茅葺民家を上から見下ろして描いた絵を見ていたので、同じ場所を探して描きました。
旧小早川家の横を上った所で、展望台のちょっと下の草むらです。
足場がそんなによくないので最初はドキドキしました。わたしは高い所は苦手なんです。でも描き始めると夢中になって気にならなくなりました。手前が小早川家。向こうが谷村家です。
移築された茅葺民家でも、上から見るとよく手入れされているのがわかり、水仙なども植えられて人が暮らしているようでした。
3時ごろ雨が降って来たので、翌日出直して仕上げました。途中トイレに行くと、「まむしに注意!」の貼り紙に気が付きました。遊歩道から外れたら、まむしに噛まれますよ。はずれないでねだって!え~わたし遊歩道から外れた草むらで描いてるやんとゾ~っとしましたが、今さら止められないので、こわごわ戻って完成させました。
途中展望台にも行ってみました。展望台付近は紅葉が大変美しいと教えてもらったので、秋にまた描きに行こうと思います。今度は遊歩道から外れないようにしたいです。

2019年03月31日
不老橋2
今日は大阪へ描きに行く予定が中止になったので、午後から不老橋を描きにいきました。先週、姪の子どものAちゃんとSちゃんとで子供科学館に行ったら、不老橋のアーチを積み木で作ってみようというコーナーがあって、これが物凄く難しくて面白い。子供そっちのけで夢中になりました。
最初、木型の上で積み木を組みたてていくんだけど型があってもすぐ崩れて、やっと組み立てても型を外すと崩れてしまう。1日かかっても組み立てたかったけど、AちゃんSちゃんが他へ行きたがったので諦めたのでした。でも江戸時代の不老橋を建築した職人さんたちの素晴らしい技術に改めて敬服。もう一回不老橋を描きに行こうと思ったのでした。
今回は4時間ぐらい集中して描きました。前回と同じ構図になりましたが、あしべ橋から見るいい構図を描いた後見つけたので、もう一度描きに行こうと思います。
最初、木型の上で積み木を組みたてていくんだけど型があってもすぐ崩れて、やっと組み立てても型を外すと崩れてしまう。1日かかっても組み立てたかったけど、AちゃんSちゃんが他へ行きたがったので諦めたのでした。でも江戸時代の不老橋を建築した職人さんたちの素晴らしい技術に改めて敬服。もう一回不老橋を描きに行こうと思ったのでした。
今回は4時間ぐらい集中して描きました。前回と同じ構図になりましたが、あしべ橋から見るいい構図を描いた後見つけたので、もう一度描きに行こうと思います。

2019年03月31日
手作り弁当DOCH
市駅の近くで可愛いお店を見つけました。青い木の扉と色とりどりの鉢植えのお花がとってもおしゃれ。
2日通って仕上げましたが、その間、お店のオーナーのご夫妻には大変親切にして頂きました。奥さんがすごくお若く見えるので、初めは息子さんとご夫婦に見えました。
私は今まで気付きませんでしたが、ずっと前からあるお店で、以前は喫茶店で、奥さんはお客さんだったそうです。帰りにお惣菜を沢山下さったり、暖かいココアを持って来て下さったり。私がお店の絵を描いたことを皆さんとっても喜んで下さいました。
お惣菜はどれも大変おいしく、今度お弁当を買いに行こうと思います。
DOCHは汀町交差点を北に進んで、北島橋と市駅方面に分かれる交差点手前にあります(ローソンの手前)。お弁当は500円です。
2日通って仕上げましたが、その間、お店のオーナーのご夫妻には大変親切にして頂きました。奥さんがすごくお若く見えるので、初めは息子さんとご夫婦に見えました。
私は今まで気付きませんでしたが、ずっと前からあるお店で、以前は喫茶店で、奥さんはお客さんだったそうです。帰りにお惣菜を沢山下さったり、暖かいココアを持って来て下さったり。私がお店の絵を描いたことを皆さんとっても喜んで下さいました。
お惣菜はどれも大変おいしく、今度お弁当を買いに行こうと思います。
DOCHは汀町交差点を北に進んで、北島橋と市駅方面に分かれる交差点手前にあります(ローソンの手前)。お弁当は500円です。

2018年12月04日
根来の大門

皆さまお久しぶりです。5か月もブログ更新休んでしまいました。その間もずっと数人の方の訪問があったり、和歌ちゃんママさんはコメントを下さったりと暖かく待っていただいたようで、ありがとうございました。絵はずっと描き続けておりまして、先月は1週間、自宅での個展を開催し、350人ほどの来場者がありました。そのこともブログには載せられず、事後報告になってしまったことをお詫び致します。自宅ギャラリーでは会期の後も常設展示しています。私の自宅をご存知の方で作品を見たいと思う方はご連絡下さればご覧いただけます。
さて新しい作品は根来の大塔を描いたもの。いつものメンバーで康子さんの車で行きました。今年は台風の被害で紅葉も美しくないと言はれていましたが、十分美しくてほっとしました。この日は暖かくダウンのコートを着ていきましたが、必要なかったです。
2018年07月04日
加太の酒屋
レトロ建築めぐりで案内してもらった酒屋さん。加太は戦災に遭わなかったため古い町並みが残っています。でもどんどん消えていっているよう。早く描いておかねば。
古い木の看板が見事な酒屋さん。詳しくは描いていませんが、硝子戸に貼られた高倉健のポスターも哀愁を帯びて印象的。
車1台がやっと通る狭い路地で描いていると、本当に静か。たまに車が通るたびに慌てて絵の道具を端に寄せたりしましたが、車の人はみんな優しく「ごめんね~」と謝ってくれ、わたしも「こちらこそお邪魔してすみません」と頭を下げたりして温かい気持ちになりました。
古い木の看板が見事な酒屋さん。詳しくは描いていませんが、硝子戸に貼られた高倉健のポスターも哀愁を帯びて印象的。
車1台がやっと通る狭い路地で描いていると、本当に静か。たまに車が通るたびに慌てて絵の道具を端に寄せたりしましたが、車の人はみんな優しく「ごめんね~」と謝ってくれ、わたしも「こちらこそお邪魔してすみません」と頭を下げたりして温かい気持ちになりました。

2018年04月07日
丹生都比売神社
和歌山の絵の仲間、Nさん、川辺のKさん、Oさんと丹生都比売神社に行きました。太鼓橋は10年ぐらい前に描いていますが、その時はもっと鮮やかな赤い色だったと思います。その後本殿も含めて渋い赤に塗り直されたよう。
今回は斜めの角度から、デッサンが狂わないよう、橋の美しい曲線がいびつにならないよう、渾身の力を込めて描きました。また出直すのは大変なので5時間ぐらい集中して描きました。
今回は斜めの角度から、デッサンが狂わないよう、橋の美しい曲線がいびつにならないよう、渾身の力を込めて描きました。また出直すのは大変なので5時間ぐらい集中して描きました。

2018年04月07日
粉河寺の桜
スイーツの会で粉河寺に写生に行きました。桜は終わっているだろうなと思いましたが、今年も桜はもう4枚描いていて、どの絵も会心の作という出来という風にはならなかったので「桜はもう疲れた、また来年にしよう」という気分でした。ところがほとんど葉桜になっている中で、一本だけ満開のしだれ桜がありました。それでもう一度桜に挑戦することにしました。この絵は割とスムーズに楽しく描けました。最後にちょっと満足の作品です。

2018年04月07日
川辺の桜
川辺のKさんに、橋本のゆの里温泉に誘われ、Iさんの車でKさんの家に行ったら、Kさんの家のすぐ近くに桜が咲いて菜の花も咲いて、バックに古い大きなお屋敷もあるという絶好の写生ポイントがありました。KさんもIさんも絵を描く人なので温泉はやめて、絵を描きませんかと言いましたが、二人ともその気はなかったので、諦めてその日は温泉に行きました。
日を改めて描きに行き、まとまった時間が取れなかったので、2時間ずつぐらい3日通って仕上げた作品です。
日を改めて描きに行き、まとまった時間が取れなかったので、2時間ずつぐらい3日通って仕上げた作品です。
