2019年04月08日

秀太郎さんのお庭

 木版画の山本秀太郎さんのお屋敷の桜の木を描かせて頂きました。前から伺うたびに、この桜の大木が満開になると見事だろうなと思い、描かせて下さいと頼んでいたのです。「今、五分咲きですよ」と秀太郎さんから連絡いただき、それから3日ほどたってから伺ったらまさに満開!想像通りの景色でした。
 
 うまくかけるかなあとちょっと心配だったけど一生懸命描きました。お昼はわたしが秀太郎さんご夫婦と自分の三人分のお弁当を作っていって、桜の下で花見をしながら一緒に食べました。菜の花ご飯です。

 秀太郎さんは長年ここに住んでいますが花見をしながらここでお弁当を食べたのは初めてです。いいことを教えてもらいましたとすごく喜んで下さいました。秀太郎さんのお屋敷は細い路地を入った所にあって、周囲は住宅地ですが、広いお庭にはこの桜の他に、梅、椿、さるすべり、ミモザ、柿、夏みかん、枇杷など様々な樹木がたくさん茂っています。またチューリップなど草花もいっぱい、今は勝手に生えてきたという花ニラも満開で雪が積もったみたいに綺麗でした。

 絵を描いていても本当に静か。田舎の草原にいるようで、穏やかな気持ちで描くことが出来ました。

 描き終って玄関の前にお2人に立って頂いて写真撮影。でもまたデジカメにメモリーカードを入れてなかったので家まで取りに帰る始末。どうしてこんなにわたしはアホなんでしょう。

 ま、とにかくなんとか写真を撮って素敵なアトリエでお茶やらお菓子やら頂きました。秀太郎さんのお父様は有名な画家の山本秀臣さんです。そのお父様のアトリエでいつもお話を聞いたりして楽しく過ごさせて頂くのです。

 この日は壁に架かっている100号の油絵は秀臣さん93歳で描いた最後の絵で、亡くなる1週間前まで絵を描いていたと聞きました。わたしもあやかりたいものです。

 この日は朝10時から夕方6時ぐらい前まで楽しく過ごさせて頂いた上に、帰りには秀臣さんの画集とかお菓子とかたくさんお土産を頂きました。秀太郎さんご夫妻には本当に感謝です。

 絵のなかのお2人は写真を見て描き入れました。2時間ぐらい結構時間がかかりました。
秀太郎さんのお庭


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